コラム カーテン

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<スペシャルインタビュー>

暮らしに寄り添うものだから、
長く愛されるデザインを作り続けたい。

株式会社スミノエ デザイナー
牧 素江子さん
日本では長い間、カーテンは、光を遮るという「機能としてのもの」としてみられてきました。一方、ヨーロッパでは、窓辺を飾るという文化が長く親しまれ、その中で「装飾としてのカーテン」が育まれてきた歴史があります。当社も、日本ではいち早くオリジナルデザインのカーテンをプロデュース。エレガントなデザインやモダンな模様まで幅広い「modeS」シリーズや、植物をモチーフにしたシックなデザインの「ULife」シリーズ、医療系施設や教育系施設専門の「Face」シリーズなど多彩に手がかけており、防火性やお手入れしやすさなど素材の機能性も研究を重ねています。
カーテンは、そこに住む人々と、そこで営まれる生活に寄り添うもの。ですから、カーテンデザインも常に新しい視点をとりいれながら、長く愛されるものを目指したいと思って取り組んでいます。デザインのインスピレーションは、本を読んだり街の建物を見たりという普段の生活の中でわいてきます。とくに、瞬間的に“きれい!”“きもちいい!”と感じた色やカラーコーディネートとの出会いは大切にしているところです。人間の、理屈じゃない部分で感じたことだからこそ、他社とも共感できる感覚なんじゃないかなと信じて、なぜ私はそれをきれいと思ったのか、冷静に分析することを心がけています。
レースカーテンが出す陰影もインテリアの一つの要素です。レースから透けるデザインの見え方も、光のさし方で違いますし、影も違ってきます。一日のうちでも、朝、昼夜で光のさし方が変わりますから、カーテンに透けるその時々に部屋の印象も変わってきます。柔らかい日差しは、柔らかな影を生み、強い日差しは濃い影を描く。そんなところも楽しんで欲しい。レースを室内側にして、ドレープ(厚地)カーテンを窓側にかける「インレース」という楽しみ方もありますので、ぜひ試してみてください。
アプリコットさんでは、住まいと同じシチュエーションでカーテンをディスプレイしてあるので、ご自宅で飾るときのことがイメージしやすいと思います。日常のリアルさを再現しながらも、光を通してデザインがみえるようになっているのは、デザイナーとしてもうれしいところ。他のデザイナーもきっと喜ぶと思います。

NEWシリーズ

  • Disney「ALICE IN WONDERLAND」

    不思議の国に登場する楽しいキャラクターと作品の象徴的なモチーフを使って、華やかに仕上げました。このコラボレーションで目指したのは、世代を超えて愛されるディズニーの世界観をそのままに、大人の女性たちに愛されるシックで幻想的なデザイン。デザイナーとして、とても楽しんで制作できたシリーズです。

  • イヴァナ ヘルシンキ

    北欧、フィンランドを代表するブランドです。森と湖の囲まれた豊かな自然の中で育まれたデザインは日本人の感性にも馴染み、ここ数年で大きな注目を浴びています。ブランドアイコンとなるバードデザインやショッピングを楽しむ女の子、インディアンの羽根など多彩なモチーフと独特のカラーリングは、可愛さのなかにも品格や落ち着きを感じさせ、愛着を持って選んでいただけると思います。

Profile

牧 素江子
SOEKO MAKI

2002年 武蔵野美術大学 造形学部 工芸工業デザイン学科卒業。同年、住江織物株式会社入社

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